国の登録有形文化財(精米所、麹室、一号蔵)富久千代酒造

登録年月日:2004.11.08

GOODDESIGN AWARD 2016受賞の表彰状

JIDアワード2016でギャラリーのデザインが大賞を受賞 表紙を飾る

日本酒「鍋島」醸造元 富久千代酒造

日本酒を仕込むタンク群

登録有形文化財(一号蔵・精米所・麴室)の登録証

登録有形文化財の建物精米所 大正末期の建物

世界に冠たる鍋島ブランドの商品群

2011受賞のインターナショナルワインチャレンジ最優秀賞

登録有形文化財精米所の中でのギャラリー

登録有形文化財蔵内 一枚板のテーブルがあるガラス張りのゲストルーム

コメント

コメント

2021年5月、蔵から徒歩3分の場所に200年以上前の伝統的建築物を修復リノベーションした茅葺き屋根のオーベルジュ「御宿 富久千代(https://fukuchiyo.com/)」を完成させました。伝統的建造物群保存地区内にある当蔵直営の宿で、宿泊と食事、お酒をセットで楽しんでいただけます。お食事のみでのご利用も可能です。 通常は酒蔵の見学や試飲を受け付けておりません。しかし宿泊ゲストのみを対象に、酒蔵見学や特別なテイスティングルームで限定酒のテイスティングを行っています。ぜひ時間をかけて歴史ある町並みもお楽しみください。

もっと見る

解説

創業は1920年代ごろ。米のぬか(皮に近い硬い部分)を取り除いて白くする精米所と、その米を蒸して麹(こうじ)菌を振りかけ米麹を作る麴室、そして一号蔵の3つの建物が、国の登録有形文化財に指定されています。 一号蔵は1921年ごろに建てられた木造2階建ての瓦葺きの建物で、建築面積は522平米。敷地西側のほぼ中央に、東西棟で建っています。 桁行25m梁間15mという規模で、その一角に富久千代酒造が経営しているオーベルジュ(料理を楽しめる宿泊施設)の宿泊ゲスト専用に、特別なテイスティングルームを設けています。 下屋は製品を保管するための倉庫として使用。立て板を張った外壁が、酒蔵らしい景観を醸し出しています。 富久千代酒造の作る「鍋島」は、世界最大のお酒の祭典「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2011」の日本酒部門で、最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれました。 通常はオーベルジュの宿泊ゲスト以外の酒蔵見学や試飲は行っておりませんが、ギャラリースペースには主要銘柄を展示しており、見学できます。酒蔵では直接お酒の販売は行っておらず、市内の「飯盛酒店」「小楠酒店」で購入できます。

解説を読んで内容が理解できましたか?

文化財情報

【時間】

酒蔵:非公開 オーベルジュ(食事のみの場合):17:00-22:00 ※食事のみの利用も御宿富久千代のwebサイトまたはinstagramより2日前までに要予約

【定休日】

月、火曜日

【料金】

※酒蔵は非公開 ※オーベルジュは宿泊料金または飲食料金

佐賀県鹿島市の文化財一覧に戻る